花粉媒介システムについて
もともとはハチやチョウに頼らない花粉媒介システムが当たり前でした。花に来る虫と言えばミツバチやチョウ。だけど、花を咲かせる植物が地球上に出現したのはかれこれ1億年も前のこと。このころ、ミツバチもチョウも地上にはいなかったと考えられます。
「チェリモヤ」や「アテモヤ」といったトロピカルフルーツについて
これらは比較的古い形質を保持するグループに属しており、一つの花が♀から♂にと機能的に変化します。ミツバチやチョウの訪花を受けません。
まだ、わからないこと
まだ、わからないこともいろいろあります。花は要所要所でしか香りを出さないのに、昆虫は本当にずっと花の中に入っているのか、それとも香りの出ているときだけ花の中にいるのかは謎です。
2021.05.03
昆虫生態学 研究室
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