昆虫の色彩や行動の多様性
鳥のフンに似ているイモムシの模様やカラフルなテントウムシの色彩。こうした昆虫の形態や行動について、行動生態学のアプローチ、すなわち進化のロジックから解明することを目指しています。
生物群集の中の種間相互作用
生態系の中の生物は、競争相手や天敵といった他の種類と関わり合いながら暮らしています。そのような相互作用がもとになって、どのような形質が進化し、多様性のパターンが決まるのか、群集生態学の視点も取り入れて研究しています。
好きこそものの上手なれ
身の回りの自然や生き物には魅力が尽きませんが、生態学という学問のレンズを通して眺めてみると、これまでの自然観を一新できます。ぜひ一緒にフィールドに出て次の謎を探してみましょう!
『ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産』今月中公新書から! 全国の書店のほか、電子書籍もありますので是非お読みください。 "ダーウィンの中に, ダーウィンが5人いる!"くらいすさまじい科学業績について、人生を彩るエピソードとともに書きました。 https://t.co/rm5RueKIhg
— 鈴木紀之 Noriyuki Suzuki (@fvgnoriyuki) July 20, 2024

Mission 昆虫の生態を研究し、その成果とおもしろさを伝えていくことで、研究室にかかわるすべての人の進化リテラシーの向上を目指します。 希少種や生物多様性の保全、害虫や外来種のコントロール、生態系サービスの持続的利用といった応用課題の解決を見据え、昆虫の行動・進化・遺伝・動態・群集の基礎的な研究を進めています。こうした一連の研究プロセスを通じて、科学の知識と考え方、フィールドワーク・実験・統計・プログラミング・ライティング・プレゼンのスキルを身につけていきます。具体的な研究内容はプロジェクトへ。 また、研究の成果とおもしろさを子どもたちや地域のみなさんに広く伝えていくことで、昆虫学・生態学