主に農業経営学,地域社会学の視点から,食料問題・農業問題・環境問題を考察している。
2019.06.24 野中章久教授のFD講演会開催
農家自作型loTセンサ(二酸化炭素濃度計)
水稲育苗ハウスの高度利用のための花卉栽培導入試験
農業は肥えた土や温かい気候などの自然を利用しながら,人間が必要な作物を作っていますが,同時に機械や暖房機を動かすために化石燃料を使用します。とくにハウス栽培が典型です。そこで,私たちは廃棄物の燃料利用など,リサイクルによる化石燃料の削減を研究しています。
「農家」という言葉が表すように、これまでの農業はイエの生業(なりわい)として、子供が継ぐものでした。しかし、今日では農業の継続を確保するために、非農家出身者も農業に従事できるように、企業のような組織が農業を経営することが、社会的な課題となっています。
環境に配慮した農業経営や、地域資源を活用しつつ維持する農業は、経済活動として十分採算がとれる必要があります。