持続的に乳や肉の生産を行っていくためには,飼料資源の生産や効率的な利用が必要です。
乳・肉生産に必要な飼料の栄養成分やそれらの消化性を,動物や胃の中の微生物を使って調べています。乳や肉の生産性と家畜の健康を意識しながら,環境面でも負荷が少ない飼料の利用を目指しています。
ヒツジやウシに飼料を与えて,消化性や栄養の評価に必要な糞や尿などを採取します。
また,第一胃内の微生物を培養し,飼料の消化性を調べています。
糞や尿などに含まれる成分を分析し,栄養素の消化性や動物の栄養状態を調べます。
多くの検体を簡易に,精度良く分析するための方法も開発しています。
県の畜産研究所や農業改良普及センター,酪農家,肉牛農家など